概要 | 第1-6页 |
日文摘要 | 第6-10页 |
序論 | 第10-12页 |
先行研究 | 第12-14页 |
本論 | 第14-49页 |
一、赤について | 第14-25页 |
(一) 中国における赤 | 第14-22页 |
(1) 「炎黄子孫」——「赤」の先祖 | 第14-15页 |
(2) 五色と五行說——赤崇拝の原点 | 第15-16页 |
(3) 赤帝の子說——火德 | 第16-17页 |
(4) 「朱門酒肉臭、路有凍死骨」——権勢の赤 | 第17-19页 |
(5) 「紅繩系足」——月下老人(月下氷人) | 第19页 |
(6) 「鳳冠霞帔」——花嫁の冠と衣装 | 第19-20页 |
(7) 「千門万戸瞳瞳日、総把新桃换旧符」——お正月の風習 | 第20-21页 |
(8) 「沖冠一怒為紅颜」——女性の代名詞としての赤 | 第21-22页 |
(二) 日本における赤 | 第22-25页 |
(1) 「以朱丹塗其身体 如中国用粉也」——祭祀的な意味を持つ赤 | 第22页 |
(2) 朱印——権威の象徵としての赤 | 第22-23页 |
(3) 朱丹を塗る——魔よけの赤 | 第23页 |
(4) 「桃の花、紅ににほひたる」——女性を象徵する赤 | 第23-24页 |
(5) 赤不浄——禁忌の色 | 第24页 |
(6) 贅沢な色——都を風靡した赤 | 第24-25页 |
二、白について | 第25-35页 |
(一) 中国における白 | 第25-28页 |
(1) 「为白,取其风吹去尘,故洁白也」——清浄な白 | 第25-26页 |
(2) 「身死而名弥白」——清廉な白 | 第26页 |
(3) 「省群议之是非,详众士之白黑」——扌德·声望を象徵する白 | 第26页 |
(4) 「秋白遥遥空、日满門前路」——美しい白 | 第26-27页 |
(5) 「以白士而居重位,何能不以盛满受责乎!」——卑しい白 | 第27页 |
(6) 「白发三千丈,缘愁似个长」——物寂しい白 | 第27-28页 |
(7) 喪服、葬式——死者を悼む白 | 第28页 |
(二) 日本における白 | 第28-35页 |
(1) 「故、筑紫国を白日別と謂ひ」——太陽の白 | 第28-29页 |
(2) 「我が心清く明くあれば、我が生める子、手弱女得たり」——清明の白 | 第29-30页 |
(3) 神に仕える色——神聖な白 | 第30-31页 |
(4) 「石山の石より白し秋の風」——美しい白 | 第31-32页 |
(5) 『枕草子』の白雪——尊い白 | 第32-33页 |
(6) 日章旗——厳かな白 | 第33-34页 |
(7) 「嫁ぐ日は至上の白で」——清净な白 | 第34-35页 |
(8) 「髪ながき少女とうまれ白百合に额は伏せつつ君をこそ思へ」——女性をイメ一ヅする白 | 第35页 |
三、黄について | 第35-40页 |
(一) 中国における黄 | 第35-38页 |
(1) 「天玄而地黄」——「中央」を示す色 | 第36页 |
(2) 「有土德之瑞,故号黄帝」——帝王の專用色 | 第36-37页 |
(3) 「今日乃黄道吉日,特送小姐过门」——吉祥の色 | 第37-38页 |
(二) 日本における黄 | 第38-40页 |
(1) 「皇太子礼服 礼服冠 黄丹衣」——高貴な黄丹色 | 第38页 |
(2) 「天下の百姓をして、黄色の衣を服しむ」——庶民の色 | 第38-39页 |
(3) 「忘れ草たねとらましを あふことのいとかく難きものと知りせば」——凶色としてのもう一つの「黄色」 | 第39-40页 |
四、青について | 第40-45页 |
(一) 中国における青 | 第40-42页 |
(1) 「青青河畔草,郁郁园中柳」——生命の色 | 第40页 |
(2) 鬼の颜——恐ろしい「青面」 | 第40-41页 |
(3) 青草と青山——緑と同羲の青 | 第41页 |
(4) 青の別羲 | 第41-42页 |
(二) 日本における青 | 第42-45页 |
(1) 「百官に青摺りの衣を給ふ」——古典版のュニフォ一ム | 第42页 |
(2) 「若葉して御目の雫ぬぐはばや」——美しく、生命力のある青 | 第42-45页 |
五、黒について | 第45-49页 |
(一) 中国における黒 | 第45-46页 |
(1) 「旄旌节旗皆上黑」——始皇帝時代の黒色信仰 | 第45页 |
(2) 「变白以黑兮,倒上以为下」——白と対立した黒 | 第45-46页 |
(3) 「且慢者,今日是黑道日,新人踏着地皮不立死,则除是恁的」——黄道と対立する黒道 | 第46页 |
(二) 日本における黒 | 第46-49页 |
(1) 「吾、元より黒心なし」——邪恶の黒 | 第46-47页 |
(2) 「一つ火燭して人り見たまふ時に、うじたかれころろきて、頭には大雷居り、胸には火雷居り、腹には黒雷居り、陰には析雷居り」——暗と黒の相関関係 | 第47页 |
(3) 「紅は移ろふものそ 橡の馴れにし衣になほ若かめやも」——卑しい橡染 | 第47页 |
(4) 中世の発見——黒の美 | 第47-48页 |
(5) 「しむれどもしむれどもなおゆるびくるどんすの带の黒はかなしき」——感情制御の黒 | 第48-49页 |
結論 | 第49-61页 |
一、同じ色に対する中日文化的意味の異同 | 第49-54页 |
(一)、赤に関する中日の異同 | 第49-50页 |
(二)、白に関する中日の異同 | 第50-52页 |
(三)、黄に関する中日の異同 | 第52-53页 |
(四)、青に関する中日日異同 | 第53页 |
(五)、黒に関する中日の異同 | 第53-54页 |
二、同じ文化的意味における色の異同 | 第54-58页 |
(一)、好む色への認識の相違 | 第54-55页 |
(二)、高貴と考えるべき色への認識の相違 | 第55-57页 |
(三)、めでたい色への認識の相違 | 第57页 |
(四)、葬式の色への認識の相違 | 第57-58页 |
三、中日両国の古代基本色彩の差異について | 第58-61页 |
(一)、中国の基本色彩は五行五色学說を源とする | 第58-59页 |
(二)、日本の基本色彩語は明暗顕漠を源とする | 第59-61页 |
注 | 第61-64页 |
参考文献 | 第64-65页 |
附件 | 第65页 |