中文摘要 | 第1-4页 |
日文摘要 | 第4-8页 |
序章 | 第8-12页 |
一.先行研究論文、著作の紹介 | 第9页 |
二.先行研究における主な視点 | 第9-10页 |
三.本研究の目的、意義 | 第10-11页 |
四.研究の方法 | 第11页 |
五.本論文の構成 | 第11-12页 |
第一章 日本におけるフランス自然主義文学の伝播 | 第12-26页 |
第一節 フランス自然主義文学の移入 | 第12-15页 |
第二節 前期自然主義の作家たち | 第15-24页 |
一.小杉天外——ゾライズムから通俗小說家への転落 | 第15-18页 |
二.永井荷风—ゾライズムから耽美主義への転向 | 第18-21页 |
三.田山花袋——ゾライズムから日本的自然主義作家へと成長 | 第21-24页 |
第三節 前期自然主義の特徵 | 第24-26页 |
第二章 日本における自然主義文学の確立 | 第26-42页 |
第一節 自然主義評論家たちの活動 | 第26-28页 |
第二節 日本における自然主義文学の確立——「破戒」から「春」へ | 第28-37页 |
一.「破戒」——社会性と自己告白の兼備 | 第28-31页 |
二.「蒲団」——社会性の欠乏と自己告白への集中 | 第31-35页 |
三.「春」——「破戒」の方向から離れて「蒲団」の道へ | 第35-37页 |
第三節 後期自然主義の特徵 | 第37-42页 |
一.創作の目的が「真」を求めること | 第37页 |
二.創作の態度が純客観であること | 第37-38页 |
三.創作の方法が「露骨なる描写」と「平面描写」であること | 第38页 |
四.創作の題材が主に作者の家庭の雑事であること | 第38-39页 |
五.登場人物の「人間の自然性」を強調すること | 第39页 |
六.登場人物の弱性形象す設定すること | 第39-42页 |
第三章 仏日両国における自然主義文学の差異とその原因の探求 | 第42-51页 |
第一節 仏日両国における自然主義文学の差異 | 第42-45页 |
一.題材と登場人物の選択上における差異 | 第42页 |
二.写実上における差異 | 第42-43页 |
三.生理描写上における差異 | 第43页 |
四.科学原理の運用上における差異 | 第43-44页 |
五.人生観における差異 | 第44页 |
六.抒情における差異 | 第44-45页 |
第二節 仏日両国における自然主義文学の差異をもたらす原因 | 第45-51页 |
一.社会内部の原因 | 第45-48页 |
1.日本の社会現実の制約 | 第45-47页 |
2.文学伝統の影響 | 第47-48页 |
二.作家自身の原因 | 第48-51页 |
1.雑多な西洋思想の取り入れ | 第48-49页 |
2.日本自然主義作家、評論家たちの主張 | 第49-51页 |
終章 | 第51-53页 |
注釈 | 第53-60页 |
参考文献 | 第60-62页 |
後書き | 第62页 |