| 要旨 | 第4-6页 |
| 摘要 | 第6-7页 |
| はじめに | 第9-14页 |
| 1.研究の動機、内容と意義 | 第9页 |
| 2.研究方法 | 第9-10页 |
| 3.先行研究 | 第10-14页 |
| 第1章 平安貴族の婚姻制度と儀式 | 第14-25页 |
| 第1節 婚姻の発展 | 第14-16页 |
| 第2節 婚姻の居住形態 | 第16页 |
| 第3節 律令に定められた婚姻制度 | 第16-20页 |
| 第4節 婚姻の儀式 | 第20-22页 |
| 第5節 『尊卑分脈』に記述された平安貴族摂関家の婚姻状況 | 第22-25页 |
| 第2章 文学作品に見られる平安貴族の婚姻形態――一夫多妻 | 第25-32页 |
| 第1節 『栄花物語』に書かれた藤原道長 | 第25-28页 |
| 1.道長の妻である倫子と明子 | 第25-26页 |
| 2.妻の家庭での地位を左右する原因 | 第26-28页 |
| 第2節 『蜻蛉日記』に書かれた藤原兼家 | 第28-32页 |
| 1.兼家と道綱母の結婚 | 第28-29页 |
| 2.藤原兼家の移り気と道綱母の悔しさ | 第29-30页 |
| 3.不安定な生活を痛感する貴族女性 | 第30-32页 |
| 第3章 『落窪物語』に見られる主人公の婚姻形態――一夫一妻 | 第32-45页 |
| 第1節 継母の娘、三の君の夫の浮気 | 第32-33页 |
| 第2節 道頼と落窪の君の結婚 | 第33-37页 |
| 1.苦境に陥る時贈られた懸想文 | 第33-35页 |
| 2.後朝の文と三日夜の餅 | 第35-37页 |
| 第3節 夫である道頼の婚姻への態度 | 第37-40页 |
| 1.身分が高い貴族 | 第37-38页 |
| 2.落窪の君に対する忠実な愛 | 第38-40页 |
| 第4節 妻としての落窪の君 | 第40-45页 |
| 1.優れた縫製能力 | 第40-42页 |
| 2.主婦としての実務的な能力 | 第42-45页 |
| 第4章 婚姻形態の比較から見る『落窪物語』の作者の創作意図 | 第45-49页 |
| 第1節 作者に関する諸説 | 第45页 |
| 第2節 理想的な貴族婚姻への憧れ | 第45-46页 |
| 第3節 作者の創作意図に影響を与えた要因 | 第46-49页 |
| おわりに | 第49-51页 |
| 1.本稿の結論 | 第49-50页 |
| 2.今後の課題 | 第50-51页 |
| 注釈 | 第51-52页 |
| 参考文献 | 第52-54页 |
| 謝辞 | 第54-55页 |
