中文摘要 | 第1-11页 |
はじめに | 第11-18页 |
1. 大岡昇平とその創作について | 第11-12页 |
2. 『野火』の成立過程 | 第12-13页 |
3. 『野火』のあらすじ及びその文体的特徴 | 第13-14页 |
4. 『野火』に関する先行研究 | 第14-15页 |
5.本論の立場及び方法 | 第15-18页 |
一、主人公にまつわる人間関係 | 第18-24页 |
1. 仲間に捨てられた田村 | 第18-19页 |
2. 田村にとっての「敵」の存在意味 | 第19-24页 |
·「人間」田村:「敵」によせる社会性渇望 | 第20-21页 |
·「敗兵」田村:降服する意欲 | 第21-24页 |
二、主人公の敵との乖離 | 第24-30页 |
1. 精神上の乖離:田村が比島人の女を射殺した事件 | 第24-26页 |
2. 事実上の乖離:比島人の女兵が日本兵を射殺した事件 | 第26-27页 |
3.「敵との乖離」と田村の運命 | 第27-30页 |
·精神上の乖離がもたらす影響 | 第27-28页 |
·事実上の乖離がもたらす影響 | 第28-30页 |
三、「乖離」と「野火」 | 第30-35页 |
1. 仲間に乖離された田村にとっての「野火」の存在 | 第30-32页 |
2. 敵に乖離された田村にとっての「野火」の存在 | 第32-35页 |
四、「人間の真実」を探求する大岡昇平 | 第35-39页 |
1. 大岡昇平の視点から見られる『野火』 | 第35-37页 |
2. 個人的存在」という立場からの戦争解読 | 第37-39页 |
おわりに | 第39-40页 |
参考文献 | 第40-43页 |
导师及作者简介 | 第43-45页 |
謝辞 | 第45页 |