从《李陵》看中岛敦的个人、国家意识

论文摘要	第4-5页
論文要旨	第6-8页
目次	第8-9页
はじめに、	第9-14页
1、中島敦と『李陵』	第9-10页
2、先行研究	第10-12页
3、本論の立場	第12-14页
一、主人公における個人と国家とのコンフリクト	第14-24页
1. 国家を捨てきれない李陵	第14-19页
1.1 漢と匈奴との間を徘徊	第14-17页
1.2 蘇武にあってからの自己懐疑	第17-19页
2、個人を貫く司馬遷	第19-24页
2.1 王権に背く弁護	第19-21页
2.2 「述べて作らぬ」という創作方法	第21-24页
二、コンフリクトの由来	第24-30页
1. 『李陵』の世界における「君臣之道」	第24-26页
2. 『李陵』創作時の社会背景	第26-30页
2.1 個人が見失われた戦時共同体	第26-28页
2.2 国家に統制された文壇	第28-30页
三、中島敦における個人国家意識	第30-38页
1. 中島敦におけるコスモポリタニズム	第30-34页
1.1 遍歴経験からなるコスモポリタニズム	第30-32页
1.2 『李陵』に表れたコスモポリタン的傾向	第32-34页
2、国策に触れない独自の文学世界	第34-38页
2.1 中島敦にとっての文学と戦争	第34-35页
2.2 自我追求の個人への関心	第35-38页
おわりに、	第38-40页
参考文献	第40-43页
导师及作者简介	第43-45页
致谢	第45页