摘要 | 第4页 |
要旨 | 第5-8页 |
はじめに | 第8-15页 |
一、問题提起 | 第8-10页 |
二、先行研究 | 第10-13页 |
三、研究の目的及び意義 | 第13-15页 |
第一章 横光利一初期文学の概観 | 第15-27页 |
第一節 横光利一初期文学と新感覚派 | 第15-19页 |
第二節 「病妻」ものについて | 第19-27页 |
一、日本近代文学における「病妻物」 | 第19-21页 |
二、横光利一の「病妻」三部作の創作背景 | 第21-27页 |
第二章 「春は馬車に乗って」—看病による苦悶 | 第27-43页 |
第一節 夫婦の激しい口論 | 第27-35页 |
一、妻の「檻の中の理論」 | 第28-32页 |
二、夫の仕事論 | 第32-35页 |
第二節 「生」と「死」に対する苦悶 | 第35-39页 |
第三節 限界状況における調和 | 第39-43页 |
第三章「花園の思想」—死の宣告による虚無 | 第43-57页 |
第一節 妻の死を飾る夫 | 第43-48页 |
一、美しくしようとする意志 | 第44-46页 |
二、現実を仮象とする逆説法 | 第46-48页 |
第二節 外的環境に映った内的焦燥 | 第48-54页 |
一、看護婦の恋愛問題—愛とは何か | 第49-51页 |
二、「肺臓」と「心臟」との戦い—健康とは何か | 第51-54页 |
第三節 妻の死による虚無の極み | 第54-57页 |
第四章 「蛾はどこにでもゐる」—対象喪失による追想·妄想、脱出 | 第57-69页 |
第一節 妻の死により狂った夫 | 第57-60页 |
第二節 亡くなった妻は「どこにでもゐる」 | 第60-65页 |
一、妻の化身とされた「蛾」 | 第60-62页 |
二、妻の面影を宿した「女」 | 第62-65页 |
第三節 追想·妄想から脱出した夫 | 第65-69页 |
第五章 心境小説としての「病妻」もの | 第69-75页 |
第一節 心境変化と妻の死との影響関係 | 第69-73页 |
第二節 「病妻」ものの影響と意義 | 第73-75页 |
おわりに | 第75-77页 |
参考文献 | 第77-80页 |
谢辞 | 第80页 |