摘要 | 第4-5页 |
要旨 | 第6-10页 |
はじめに | 第10-16页 |
1、 問題提起 | 第10-11页 |
2、 先行研究 | 第11-13页 |
3、 研究方法と目的 | 第13-16页 |
一、 『赤い繭』結末解読――プロレタリアの反抗と探求への期待 | 第16-34页 |
1、 登場人物と事物に対する分析 | 第16-23页 |
(1)「おれ」――疎外されたプロレタリア | 第16-18页 |
(2)「彼」――国家権力の象徴 | 第18-21页 |
(3)「家」――資産、自由と発展の縮図 | 第21-23页 |
(4)「繭」――反抗と探求を放棄せざるをえないプロレタリア | 第23页 |
2、 結末解読 | 第23-27页 |
3、 全作に浸透する安部公房のコミュニズム思想 | 第27-34页 |
(1)「女」「縄の切れ端」「彼」と「おれ」のもめごと――二大階級対立 | 第27-29页 |
(2)「おれ」と「女」の熱論――私的所有制への詰問 | 第29-31页 |
(3)公園のベンチからの追放――ブルジョア的法律の局限性への批判 | 第31-34页 |
二、 安部公房のコミュニズム思想の背景 | 第34-40页 |
1、 偽満州国植民地体験――コミュニズムへの接近 | 第34-36页 |
2、 本土帰還――文学界でのコミュニズム受容 | 第36-40页 |
三、 他の作品に見られる安部公房のコミュニズム思想 | 第40-46页 |
1、 『魔法のチョーク』――空想と平和手段への否定 | 第40-42页 |
2、 『洪水』――革命的な連合社会変革への期待 | 第42-44页 |
3、 『闖入者』――資本主義国におけるブルジョア的民主への批判 | 第44-46页 |
おわりに | 第46-48页 |
参考文献 | 第48-52页 |
导师及作者简介 | 第52-54页 |
致谢 | 第54页 |