中文摘要 | 第1-9页 |
要旨 | 第9-13页 |
はじめに | 第13-17页 |
一 論文の動機と意義 | 第13-14页 |
二 先行研究 | 第14-16页 |
三 研究方法 | 第16页 |
四 論文における斬新さと今後の課題 | 第16-17页 |
第一章 自然への疑念と自然による判断基準 | 第17-26页 |
第一節自然への疑念と目的論的な因果関係 | 第17-21页 |
一 不眠とその不安 | 第17-18页 |
二 「経験的な推論」に対する疑念と反論 | 第18-21页 |
第二節「自然」による判断基準と物理学の自然法則 | 第21-26页 |
一「自然」なことと「正しい」こと | 第21-22页 |
二「自然」と「生きるべき世界」 | 第22-23页 |
三「自然」とその判断基準としての「原理」 | 第23-26页 |
第二章 必然的にあらざる「進化の先験的サンプル」 | 第26-47页 |
第一節「経験的な推論」と生物学の目的論的な因果関係 | 第26-40页 |
一「経験的な推論」と目的論的な因果関係 | 第26-35页 |
二「進化の先験的サンプル」と「有望な怪物」 | 第35-40页 |
第二節「盲目の時計職人」と進化論的な自然 | 第40-47页 |
一 生物進化論における偶然 | 第40-41页 |
二「盲目の時計職人」と生物の進化 | 第41-44页 |
三 予見不能の進化論的な自然と人間の尊厳 | 第44-47页 |
第三章 神秘的にあらざる「ねじまき鳥」 | 第47-73页 |
第一節発条内蔵の「ねじまき鳥」 | 第47-62页 |
一「ねじを巻かれ」た「人形」と「人間機械論」 | 第47-50页 |
二「ねじまき鳥」と「動物機械論」 | 第50-54页 |
三「ねじを巻かなくてはならない」「世界」と機械論的な自然と世界 | 第54-62页 |
第二節「ねじまき鳥」と機器隠喩と機械論的な自然観 | 第62-73页 |
一 西洋文化における機械論とマシンメタファー | 第62-65页 |
二「機械論の妖怪」としての「ねじまき鳥」 | 第65-71页 |
三 機械論的な自然観と機器隠喩に奪われた「選択の余地」 | 第71-73页 |
第四章 「物理決定論者の悪夢」 | 第73-116页 |
第一節「機械論の妖怪」の跳梁と「物理決定論者の悪夢」 | 第73-81页 |
一「機械論の妖怪」と物理決定論 | 第73-80页 |
二「物理決定論者の悪夢」に消えた人類の自由と自由意志 | 第80-81页 |
第二節「機械論の妖怪」への挑戦 | 第81-101页 |
一 自由を欲し、望んでいる『眠り』のヒロイン | 第81-84页 |
二 機械論的な自然観に対する進化論的な自然観の挑戦 | 第84-101页 |
三 機械論的な自然観の「簡単(単純)性」と進化論的な自然観の「複雑性」75 | 第101页 |
第三節 機械論的と進化論的な自然のジレンマにもがく人々 | 第101-116页 |
一「不自然に映る」「事実」 | 第101-104页 |
二 自然選択としての「事実」 | 第104-109页 |
三 村上文学の一貫としたテーマの底流 | 第109-116页 |
終わりに | 第116-118页 |
参考文献 | 第118-123页 |
謝辞 | 第123-124页 |
在学期間の研究成果 | 第124页 |