| 中文摘要 | 第3页 |
| 要旨 | 第4-7页 |
| 1 はじめに | 第7-9页 |
| 2 春琴抄の創作背景 | 第9-14页 |
| 2.1 時代的背景 | 第9-10页 |
| 2.2 個人的背景 | 第10-13页 |
| 2.2.1 自然主義から象徴主義、耽美主義への変容 | 第10-11页 |
| 2.2.2 関西に移住した後の谷崎とその作品 | 第11-13页 |
| 2.3 春琴抄のあらすじ | 第13-14页 |
| 3 谷崎作品および春琴抄に関する先行研究 | 第14-20页 |
| 3.1 谷崎文学の女性人物像に関する先行研究 | 第14-17页 |
| 3.1.1 春琴の人物像に関する先行研究 | 第14-16页 |
| 3.1.2 谷崎文学のほかの女性人物像に関する先行研究 | 第16-17页 |
| 3.2 谷崎文学のフェミニズム性に関する先行研究 | 第17-19页 |
| 3.3 本論文の立場および新しい視野 | 第19-20页 |
| 4 フェミニズムとジェンダー批評 | 第20-33页 |
| 4.1 フェミニズムの定義と発足経緯 | 第20-21页 |
| 4.2 明治維新以降、日本のフェミニズム運動の実態 | 第21-23页 |
| 4.3 作品におけるフェミニズムの表現 | 第23-33页 |
| 4.3.1 佐助の性格が導いた男女地位の逆転 | 第23-26页 |
| 4.3.2 春琴のフェミニズムの芽生え | 第26-30页 |
| 4.3.3 春琴の両親という人物像が春琴の性格に対する影響 | 第30-33页 |
| 5 「春琴抄」のフェミニズム性の分析 | 第33-48页 |
| 5.1 女性権利への認識 | 第33-36页 |
| 5.2 男性権利への疑惑 | 第36-39页 |
| 5.3 家父長制への批判 | 第39-41页 |
| 5.4 抗争の強度と時代の限界性 | 第41-48页 |
| 6 終わりに | 第48-50页 |
| 謝辞 | 第50-51页 |
| 参考文献 | 第51-52页 |
