要旨 | 第4-5页 |
摘要 | 第5页 |
序章 | 第7-18页 |
1. 先行研究 | 第9-17页 |
1.1 日本近代文学における戦争文学研究 | 第9-13页 |
1.2 戦争文学における立野信之研究 | 第13-17页 |
2. 本研究の位置づけ | 第17-18页 |
第一章 文壇の風見鶏―立野信之とその転向 | 第18-27页 |
1. 反軍·反戦―プロレタリア文学者としてのデビュー | 第18-19页 |
2. 低迷·寝返り―転向作家としての二層清算 | 第19-22页 |
3. 協力·便乗―国策文学者としての活躍 | 第22-24页 |
4. 脱出·忘却―歴史小説家としての再出発 | 第24-27页 |
第二章 戦時下の立野信之―国策作家としての活躍とその限界 | 第27-45页 |
1. 戦争体験にある知識人の「情熱化」 | 第27-34页 |
1.1 「情熱」の内と外 | 第27-30页 |
1.2 情熱·戦争協力·知識人の離反 | 第30-34页 |
2. 後方作品に現れる中国体験の限界 | 第34-45页 |
2.1 醜悪化された後方の他者 | 第36-39页 |
2.2 空疎な中国体験·曖昧な中国像 | 第39-45页 |
第三章 戦時下の歴史叙事の地色―『北京の嵐』を中心に | 第45-59页 |
1.「日本の使命」としての戦争 | 第46-55页 |
1.1 後発による侵略性の弱化·「世界史」的意味の強調 | 第46-51页 |
1.2 「日本の使命」の文学流れと戦時思想の交互 | 第51-55页 |
2.「非時局」的な戦時作品の時局性 | 第55-59页 |
2.1 決戦時局下の文壇における『北京の嵐』 | 第55-57页 |
2.2 『北京の嵐』の時局性 | 第57-59页 |
結論 | 第59-62页 |
参考文献 | 第62-67页 |
付録(戦争時期における立野信之の中国活動) | 第67-70页 |
謝辞 | 第70页 |