| 摘要 | 第1-7页 |
| 要旨 | 第7-12页 |
| はじめに | 第12-15页 |
| 1、安部公房とその変貌 | 第12-13页 |
| 2、先行研究 | 第13-15页 |
| 一、『終りし道の標に』における人間存在の追求 | 第15-22页 |
| 1、二つの故郷の意味 | 第15-17页 |
| 2、故郷を求めるための放浪と潜り | 第17-20页 |
| (1) 存在の故郷を求めるための生の故郷からの放浪 | 第17-19页 |
| (2) 存在の故郷を求めるための生の故郷への潜り | 第19-20页 |
| 3、主人公の最後に辿り着いた地点 | 第20-22页 |
| 二、『壁―Ｓ·カルマ氏の犯罪』における人間存在の追求 | 第22-30页 |
| 1、名前に逃げられた主人公 | 第22-24页 |
| 2、存在基盤の崩壊及び自我の解体 | 第24-27页 |
| (1) 存在基盤の崩壊 | 第24页 |
| (2) 不条理な日常構造と自我の解体 | 第24-27页 |
| 3、主人公の最後に辿り着いた地点 | 第27-30页 |
| (1) 限られた人間存在の象徴としての壁 | 第27-28页 |
| (2) 新たな人間存在の象徴としての壁 | 第28-30页 |
| 三、『終りし道の標に』から『壁―Ｓ?カルマ氏の犯罪』への安部の変貌 | 第30-38页 |
| 1、人間存在の追求における変貌 | 第30-34页 |
| (1) 内の世界から外の世界へ | 第30-31页 |
| (2) 世界の不認識から認識へ | 第31-32页 |
| (3) 人間存在についての思想の突破 | 第32-34页 |
| 2、文体における変貌 | 第34-38页 |
| (1) 文体における変貌 | 第34页 |
| (2) アバンギャルド的手法 | 第34-38页 |
| 四、影響関係の軌跡 | 第38-45页 |
| 1、安部公房自身の素質 | 第38-39页 |
| 2、安部公房の戦中、戦後の体験 | 第39-41页 |
| 3、「夜の会」、「世紀の会」の影響 | 第41-45页 |
| (1) 「夜の会」及び「世紀の会」 | 第41-42页 |
| (2) 花田清輝からの影響 | 第42-45页 |
| おわりに | 第45-46页 |
| 参考文献 | 第46-49页 |
| 导师及作者简介 | 第49-50页 |
| 謝辞 | 第50页 |
