内容摘要 | 第1-14页 |
序論 | 第14-24页 |
第一章、道真詩における流水対 | 第24-60页 |
一、はじめに | 第24-26页 |
二、流水対とは何か | 第26-30页 |
三、勅撰三集時代の漢詩と流水対 | 第30-39页 |
四、道真詩における流水対 | 第39-52页 |
·対を為すべき場合 | 第41-49页 |
·対を為す必要の無い場合 | 第49-52页 |
五、流水対の技と道真の詩学 | 第52-59页 |
·対偶の美と自由表現 | 第52-54页 |
·上下句の内的関係への関心 | 第54-59页 |
六、おわりに | 第59-60页 |
第二章、道真詩における隔対句 | 第60-85页 |
一、はじめに | 第60-62页 |
二、道真詩における隔句対 | 第62-66页 |
三、唐詩の隔句対とのかかわり——白詩を中心にして | 第66-74页 |
·唐詩の隔句対に対する受容 | 第66-72页 |
·唐詩の隔句対との相違点 | 第72-74页 |
四、唐詩以外の漢詩の隔句対とのかかわり | 第74-82页 |
·『詩経』における隔句対とのかかわり | 第75-77页 |
·『文鏡秘府論』や『文選』における隔句対とのかかわり | 第77-81页 |
·『詩経』·『文鏡秘府論』·『文選』における隔句対の相違点 | 第81-82页 |
五、隔句対の技と日本漢詩格式作法の発展 | 第82-84页 |
六、おわりに | 第84-85页 |
第三章、道真の詠物詩——連作の詠物詩を手掛かりにして | 第85-112页 |
一、はじめに | 第85-87页 |
二、連作の詠物詩の題材 | 第87-95页 |
三、連作の詠物詩の創作時間 | 第95-97页 |
四、連作の詠物詩の様式 | 第97-100页 |
五、詠物詩の内部構造 | 第100-111页 |
·律詩の様式をとる詠物詩の内部構造 | 第100-106页 |
·絶句の様式をとる詠物詩の内部構造 | 第106-109页 |
·まとめ | 第109-111页 |
六、おわりに | 第111-112页 |
第四章、道真の詠史詩——狭義的な詠史詩を手掛かりにして | 第112-132页 |
一、はじめに | 第112-114页 |
二、平安前期における狭義詠史詩の概観 | 第114-117页 |
三、歴史知識や文学才能を中心とする競演 | 第117-121页 |
四、承和以前の風流志向とその継承 | 第121-124页 |
五、詩臣としての「(志|(こころざし))」 | 第124-131页 |
六、おわりに | 第131-132页 |
結論 | 第132-136页 |
参考文献 | 第136-140页 |
謝辞 | 第140页 |